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'02年5月22日 デビュー

 これまでトヨタの上級ミニバンといえば、グランビア/グランドハイエース/ハイエースレジアス/ツーリングハイエースと4つのラインアップがあったが、今回を期にアルファードに統合。このことから見ても、トヨタがアルファードにかける意気込みが伝わってくるというもの。
 アルファードの大きな特徴は、従来のトヨタミニバンシリーズのシャーシが、もともと商用ベースのFRだったのに対し、共用する最新のFFレイアウトとなったこと。従来のFRベースのミニバンと比べるとホイールベースが短くなっているが、FF化によるパッケージの効率アップで、逆に室内長は国産ミニバン最大級の3m以上と大台に乗せ、従来車を大きく凌ぐ広さを実現している。空間に自由度が増した分、シートアレンジも多彩。たとえばラゲッジ。3列目が左右跳ね上げ式で、2列目以降がすべてラゲッジとして使える。フロア長は1790mm。2名乗車なら、マウンテンバイクを3台も積み込めるスペースだ。とはいえ8人乗車でも、8本のゴルフバッグを積めるほど広いのだが。7人乗りの2列目には、両側にオットマンを設定。また全自動サイドリフトシートをメーカーオプション設定。挟み込み防止やスライドドアが全開でないと作動しないなど、セーフティも万全だ。エンジンラインアップも一新し、エスティマ同様、2.4L直4と、3L V6の2ユニットを搭載。コンパクトなことや静粛性&パワーフィールの向上はもちろん、燃費性能も10%以上の進化を果たしている。特に直4は環境性能を大きく引き上げ、星3つの「超-低排出ガス」認定を受けている。回転半径は5.6m。DVDナビに標準のコーナーモニターや暗視機能/音声ガイド付きバックモニター/トヨタ初のレーンモニターと合わせ、取り回し性は格段に向上している。しかし最大の注目はエクステリアデザインだろう。押しの強さを感じさせるフロントマスクや個性的なフェンダーラインがその存在感を際立たせている。(CARトップ6&7月号)